火災保険 -あなたの地域の、放火火災の原因と防止のための具体策-
地域の放火火災防止対策は、大きく分けて「環境要因」・「敷地・建物への侵入防止」・「可燃物の整理」・
「火災時の初期対応」・「コミュニティ」・「住民同士の協力体制」など、6つの項目に分けて具体策を考えることができます。
ご自分の地域の状態をチェックし、ご不安な項目がありましたら具体策を参考に、
ぜひ実行なさることをお奨めいたします。
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<Level.1 環境要因 -地域の放火火災防止->
01.街路灯の設置は充足されていますか?
02.地域内に、消防署や出張所、警察署や派出所などの施設はありますか?
03.人気の少ない(神社、寺院や重要文化史跡等)放火されやすい建物はありますか?
04.最近、地域内で放火が発生したこと(聞いたこと)が、ありますか?
05.最近、地域内で暴力事件、ひったくり、痴漢等が発生したこと(聞いたこと)が、ありますか?
06.地域内には、住宅や店舗、雑居ビル等が密集した場所がありますか?
07.夜間の不法駐車や乗り捨て自転車など、放火されやすいものが比較的多い地域ですか?
※これらの「環境要因」項目に、自信をお持ちになれなかった地域の住民の方は、
以下の具体的な対応策を実行し、勤務先の放火火災防止を進めましょう。
<地域の放火火災防止のための、環境要因についての具体策>
・警察等と連携し、警戒パトロールを実施する。
・街路灯の整備を行政の担当部署に要望し、明るい道路の実現を目指す。
・地域内の一声運動を実施し、不審者への警戒態勢を強める。
・不審者に気付いたら、動向を注視する。
・放火監視機器等の導入を行政の担当部署に要望し、放火防止に役立てる。
・放火監視機器設置済みの表示を出す。
・一戸一灯運動を実施する。
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<Level.2 敷地・建物への侵入防止 -地域の放火火災防止->
08.夜間に照明が設けられていない、出入りが容易な駐車場はありますか?
09.地域内には、空き家、空きビル、空室等で、違法侵入のおそれのある建物が多いですか?
10.密集住宅等の隣棟間のすき間は、木戸等で囲う等、部外者の侵入防止を行っていますか?
11.店舗等のバックヤードには、柵等の進入対策がなされていますか?
12.管理が必要な共用施設(体育館、倉庫等)の施錠管理は徹底していますか?
13.放火防止のちらしを作成したり、ポスターや立て看板を設置していますか?
14.侵入監視センサー、熱線センサー付き照明機器等の設置を促進していますか?
15.地域内には、監視カメラ等の放火火災対策機器は設置されていますか?
※これらの「敷地・建物への侵入防止」項目に、自信をお持ちになれなかった地域の住民の方は、
以下の具体的な対応策を実行し、勤務先の放火火災防止を進めましょう。
<地域の放火火災防止のための、敷地・建物への侵入防止についての具体策>
・空き家等、不審者の侵入防止対策について、地域ぐるみの取組みを行う。
・警察と連携し、パトロールを強化する。
・放火火災防止のパンフレット、チラシ、立て看板等の作成配布を行う。
・地域に対する広報資料により、放火火災防止に対する警戒心を高める。
・侵入監視センサー等の機器導入について、自治体、行政機関の担当者が連携して促進を図る。
・放火監視機器等が作動した場合の初動対応について、広報活動を通じて地域住民に周知しておく。
・建築工事中の建物への不審者の侵入等に注意する。
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<Level.3 可燃物の整理 -地域の放火火災防止->
12.事務所の周囲等、他人の目の届く所に、新聞や雑誌等の燃えやすいものは置いてありませんか?
16.ごみの集積場所以外にごみが放置される傾向がありますか?
17.ごみ集積場所におけるごみ出しのルールは守られていますか?
18.新築、増改築工事現場等で、放火されやすい物が放置されていませんか?
19.道路面で枯れ草等、放火されやすい危険な場所が放置されていませんか?
20.住宅の郵便受付近に可燃物が錯乱しないよう注意を喚起していませんか?
21.自動販売機の周囲にペットボトルや段ボール等の可燃物が放置されないよう注意を喚起していますか?
※これらの「可燃物の整理」項目に、自信をお持ちになれなかった地域の住民の方は、
以下の具体的な対応策を実行し、勤務先の放火火災防止を進めましょう。
<地域の放火火災防止のための、可燃物の整理についての具体策>
・地域内のごみ出しのルールを徹底させる。
・定期的にごみ集積場所の清掃を行う。
・お互いに可燃物を放置しないよう、地域内に呼びかける。
・工事材料や廃材等可燃物の整理整頓について、工事責任者に指導する。
・放火火災防止の観点から、警察、道路管理者等との協力により放置車両の移動や違法広告物の撤去を徹底する。
・郵便受けから新聞やチラシがはみ出さないよう、業者に依頼する。
・枯れ草等の出火危険場所は、消防、自治体が協力して関係者に指導する。
・不法投棄されてごみについて、清掃事務所等へ撤去依頼をする。
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<Level.4 火災時の初期対応 -地域の放火火災防止->
22.地域内の路上で、消火栓上の違法駐車をよく見かけますか?
23.住宅用消火器等の消火器具は、地域内で普及していると思われますか?
24.火災が起こった場合の初期消火方法、通報連絡の手順について、住民に浸透していると思いますか?
25.街頭消火器や防火バケツは設置されていますか?
26.消火活動に関する訓練を定期的に行っていますか?
27.住宅用火災警報器は、地域内で普及していると思いますか?
28.消防署に、消火器による消火訓練等の依頼をした事がありますか?
※これらの「火災時の初期対応」項目に、自信をお持ちになれなかった地域の住民の方は、
以下の具体的な対応策を実行し、勤務先の放火火災防止を進めましょう。
<地域の放火火災防止のための、火災時の初期対応についての具体策>
・警察、道路管理者等との協力により放置車両の移動や撤去を徹底する。
・家庭用消火器の設置を推進するよう住民に広報する。
・不法駐車禁止等の立て看板を設置し、消防活動阻害要因の排除を呼びかける。
・消火器の使用方法や通報連絡の手順について、自治会等の訓練を通して住民に指導する。
・地域の実情に応じて、街頭消火器の設置を行政に要望する。
・消防訓練や講習会により、近隣協力体制の強化を図る。
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<Level.5 コミュニティ -地域の放火火災防止->
29.消防署等の消防関連機関と連携して、春秋の火災予防運動時等に火災予防に取り組んでいますか?
30.地域内で、回覧板の制度はありますか?
31.町内会、自治体等で緊急連絡網はありますか?
32.町内会や自治体の会合は、2ヶ月に1度程度以上、定期的に行われていますか?
33.町内会、自治体では、防災等について、他の地域との防災に関する意見交換を行ったことがありますか?
34.町内会、自治体では、防災等について、他の町内会等が行っている方策が、どのようなものかご存知ですか?
35.消火器等の設置場所について充分な広報を行っていると思いますか?
※これらの「コミュニティ」項目に、自信をお持ちになれなかった地域の住民の方は、
以下の具体的な対応策を実行し、勤務先の放火火災防止を進めましょう。
<地域の放火火災防止のための、コミュニティについての具体策>
・放火火災予防における地域協力の重要性について、住民の認識を高める。
・地域でセミナーや行事を積極的に企画し、地域住民の連携を深める。
・旅行等不在時の用心のため、お互いに近隣への声かけ運動を習慣づける。
・不審者の動向を注視する等、地域一体的な警戒心を高める。
・自主防災組織や町内会、自治体等の連携による放火火災予防対策への取組みを強化する。
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<Level.6 住民同士の協力体制 -地域の放火火災防止->
36.町内会、自治体、商店会、団地等で、放火火災防止に関する話し合いが行われていますか?
37.自主防災組織や町内会、自治体等において、犯罪抑止の警戒パトロールを実施していますか?
38.建物外周部や駐車場の放火火災危険箇所について、住民、事業所が主体的に確認するよう。動きかけしていますか?
39.放火火災防止対策は、地域ぐるみの取り組みが有効だと思いますか?
40.放火火災防止対策に関し、地域住民の意識、感心は高いと思われますか?
41.地域ぐるみで防災指導会等の活動や行事を定期的に行っていますか?
※これらの「住民同士の協力体制」項目に、自信をお持ちになれなかった地域の住民の方は、
以下の具体的な対応策を実行し、勤務先の放火火災防止を進めましょう。
<地域の放火火災防止のための、住民同士の協力体制についての具体策>
・連続放火が発生している場合、消防車のサイレンが聞こえた際、一斉に照明を点灯したり、窓を開けたりする。
・放火火災予防における地域協力の重要性について、住民の認識を高める。
・地域でセミナー等を積極的に企画し、地域住民の連携を深める。
・旅行等不在時の用心のため、お互いに近隣への声かけ運動を習慣づける。
・不審者の動向を注視する等、地域一体的な警戒心を高める。
・自主防災組織や町内会、自治体等の連携による放火火災予防対策への取組みを強化する。
・発災時対応訓練や講習会を積極的に実施し、近隣者による連携体制を強化する。
・自治会等のメーリングリストで注意喚起メールを出す。
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地域の放火火災防止の為のご注意項目と具体策は以上になりますが、
いかがでしたでしょうか?
「自治会等のメーリングリストで注意喚起メールを出す」など、
お年を召されたご家族のみの世帯には、少し難しく感じられるカテゴリーもあるかもしれません。
また、普段から地域の方全員の火災に対する意識を上げて、
ちょっとした事にでも気を配ることが、とても重要になってきます。
たとえご自宅ですでに火災保険に入っているとしても、
地域ぐるみでひとりひとりの方が、これらの事を実行しているのと、
あまり実行していないのとでは、その安心度合いが全く違ってくると思います。
火災件数が圧倒的に増える冬期までに、地域全体で協力し合って、
1日1項目ずつでも、自信をお持ちになれる箇所を、地域全体で増やしていきませんか。
参考サイト:
総務省消防庁 火災予防 放火火災防止対策
「放火火災防止対策戦略プランのチェックシート」
http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/fieldList4_6.html
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